訪問歯列矯正(歯並び往診、訪問マウスピース矯正)の概要new017_06.gif

  遠方であったり、診療日や診療時間にご都合が合わせられない、あるいは通院を知られたくない、等々の理由でご来院が難しい方のために、患者様のご自宅等への訪問(による)歯列矯正治療 Deliverly mouthpiece orthodontics (歯並びの往診、もしくは訪問マウスピース矯正)を開始いたしました。概要は次の通りです。

A.対象とする方:以下をすべて満たす方が対象となります。
1)成人もしくは永久歯列の方。未成年者(20歳未満)の方につきましては保護者の方の同席が必要です。また事前事後の連絡、打ち合わせ等もすべて保護者の方が行っていただくこととします。
2)初回の訪問時に治療をスタートできる、すなわち(マウスピース製作のための)「型取り」まで行うことができる方。
3)治療計画(初回訪問時には口頭で説明、後日書面を郵送もしくはお渡しします)、マウスピースの取り扱いに関する説明書の内容、および「反社会的勢力ではないこと等に関する表明・確約書」の内容にご同意いただける方。マウスピースの取り扱いに関する説明書、および「反社会的勢力ではないこと等に関する表明・確約書」は下記PDFファイルをクリックしてご参照下さい。

マウスピースの取り扱いに関する説明書 SmileAligner.pdf
反社会的勢力ではないこと等に関する表明・確約書 .pdf

4)訪問の際に電源(AC100V、家庭用コンセント)、水道、空調(エアコン)を使用させていただく(場合があります)ことにご同意いただける方。
5)訪問前のやり取りや打ち合わせを迅速確実に進められる方(一日に何回かやり取りを行う場合もありますので)。
6)自動車での訪問の場合においては、必要な駐車スペース(自家用普通乗用自動車1台分)を患者様ご自身で確保していただけること。

B.受付人数
変更になる場合もありますが、概ね月に2もしくは3名限定とします。

C.対象地域
日本国内すべて。但し災害等の理由により居住や往来に制限のかかっていない地域とします。

D.診療日
応相談です。但し当院の診療日(金曜日と土曜日)、および年末年始を除きます。

E.連絡手段
お電話(携帯可)もしくは電子メールを使用しますが、両方使用できることが望ましいです。

F.対象とする歯並び
通院の場合と同様、すべての歯並びが対象になります。但し一部の(重症の)開咬、下顎前突(受け口)、もしくは顎偏位症では、毎回ではありませんが治療期間中の通院が必要になる場合があります。

G.一般歯科治療について
むし歯や歯周病等の治療(一般歯科治療)については、必要な設備機器や材料等が矯正とは異なりますので、訪問診療により行うことはできません。

H.他、望ましいこと
(医科的にも、歯科的にも)当院の歯列矯正治療に支障をきたさない健康状態であること。「親知らず」以外のすべての永久歯が生え揃っていて、なおかつむし歯や歯周病がなければ必須ではありませんが、できる限り歯科パノラマレントゲン写真(上下の歯の全体的な写真、訪問日の約6か月以内に撮影されたもの)を事前にご用意(画像データもしくは鮮明に印刷されたプリントアウト写真)、およびお送り(添付ファイルの送信もしくは郵送でも可)下さい。より詳しい情報に基づいてカウンセリングが行えますので患者様にとってメリットが大きいと思います。なお頭部エックス線規格写真(セファログラム)は不要です。

訪問歯列矯正(歯並び往診、訪問マウスピース矯正)の流れnew017_06.gif

以下、順次アップロードしてゆきます。

1.お申し込みは「ご予約・お問い合わせ」フォームから、もしくはお電話にてお申し込み下さい。その際に写真のある方は添付ファイルにて直接当院メールアドレスsuzurandai.dc@gmail.com宛てに送信して下さい。一通あたりのデータ容量が5MB以内、.jpg形式にてお願いいたします。
2.お申し込み内容を確認した上で、当院から連絡させていただき、問診票およびカルテの作成を行います。お電話の場合には院長がお聞きして作成、メールフォームからの場合にはPDFファイルを添付して返信しますのでご記入の上、鮮明な写真を撮って頂きそのファイルをお送りいただくか、FAXにて送信していただいても結構です。FAX番号は当院電話番号と同じ0595-68-5141です。
3.ご本人様の確認
①運転免許証のコピー(鮮明なもの):お持ちの方は必須
②保険証のコピー(ご氏名、生年月日、記号、番号および有効期限等が鮮明にわかるもの):①運転免許証をお持ちでない方は必須
③写真入りの公的機関の発行した各種身分証明書(パスポート、写真付のマイナンバーカード、写真付きの住民基本台帳カード等)の写し(鮮明に写っているもの):①をお持ちでない方、あるいは①も②もお持ちでない方は必須になります。
添付ファイルにて送信いただくか、FAXもしくは郵送にてお送り下さい。
4.訪問日の診療内容についての説明、訪問日の打ち合わせと決定
5.訪問歯列矯正初診およびカウンセリング料、および交通費のお支払
内訳を記載した請求書をお送り(添付ファイルにて送信)しますので、指定期日までに銀行振り込みにてお支払下さい(振込にかかる手数料はご負担下さい)。交通費はWebにて当方がお調べした金額で、10円単位以下の端数は切り捨てとします。
6.訪問診療
医院を出発する際と、訪問先に近づきました際にはメールもしくはお電話にてご一報いたします。歯科医師1名(院長)と女性スタッフ1名で、普通乗用自動車1台(現在のところ往診用車両ではありません)、もしくはタクシーを含めた公共交通機関を利用してお伺いします。レントゲン撮影を除く、写真撮影と治療内容等に関する説明、カウンセリング等、通院の場合と同じ内容の診療を行い、マウスピース製作のための「型取り」までを行います。所要時間は休憩をはさんで2時間程度を予定しております。
7.初回のマウスピースのお渡しと治療計画の説明を行い、いよいよ治療スタートです。
8.以後は「型取り」を行う際に訪問させていただくこととします。概ね1年に1回程度になります。通院に変更することも可能です。